三味線の黒ネジ

三味線のお稽古再開か。お師匠様から急にお浚い会のお知らせが飛んできた!

プロフィールでもふれましたがひいらぎやはちょっとしたきっかけで三味線をやっていました。と過去形にしたのは最近さっぱりサボっているからでして…。

新型コロナウイルスの影響でご高齢の先生に万が一移してしまったりするとよくないとおもっているという理由でさっぱりお稽古に行っていなかったのでした…。

三味線のお稽古って?

少なくとも僕が習っている金沢は東山の先生は、1対1で対面に座って一緒に弾くというパターンです。先生は弾き語りをしてくれるので弟子たちはそれに合わせて弾いていくという事になります。先生は弾き語りで2役を務めているわけですが、それでも間違うとすぐに突っ込みがあります。同じ音が出る弦の位置もあるのですが、同じ音なんですけど先生に言わせると「違う」そうなのでそこじゃないといわれたりします。なかなか大変…。

お浚い会(おさらいかい)って

これはもう発表会です。普段の練習の結果をお披露目する会。ひいらぎやは1回だけ出たことがあって、さらにもう一度はもう少し大きな会でなぜか金沢歌劇座という有名アーティストのコンサートをやるような舞台で三味線を弾いたことがあります。これはもうね。すごいプレッシャーでしたよ…。

毎年お浚い会を3月にやっていて、昨年はちょっとした記念の年だったので大きな会として東京からも先生を呼んでやりましょうということになっていました。2020年3月。はい。これもちろんコロナで中止です。先生も相当悩んでいらっしゃいましたが決め所はないのでもうどう決めるかだけです。とはいえ、3月はまだ不明なこともたくさんあってほぼほぼすべてのイベントはキャンセルになっていた時期ですよね。ということで流れたのでした。

で、それをだらだらと流しておけることもなく、先生が決意されたのが11月に開催というものでした。感染対策からしても広い場所がよいということで歌劇座という大きな箱でやることになったというのが事の顛末です。半年も延びたのにさっぱりうまく弾けずに悔しい思いをしたのでした。

で、それを最後に冒頭でお話ししたように先生に移しちゃうこともあるかもしれないと言ってサボっていたのです。

といっていたら急にLINEが…。

来年3月にお浚い会をやるので出てもらうからお願いね。要約するとそんな感じのラインがしれっと入ったのが昨日の夕方…。これはまずいということで、これから練習の日々となります。5ヶ月あるのですが、楽譜を覚えるのが大変なのです…。五線譜で示されるものとちがってドレミで覚えるのではなくて「チン」「トン」「シャン」「テン」とかで覚えます(笑)。そしてこれも同じところを押さえて同じ弦を弾くから同じと言うこともなかったりするので大分感覚的になります。ただ三味線では同じようなフレーズを別の曲でも使っていることが多いので、ある程度曲を覚えるとだんだん簡単になるような気がします。

とはいえ、難しいのです…。ということで今後三味線のネタも増えると思います。時間がとれるのかが不安ですが…。

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