金沢はひがし茶屋街のシャンパンバーで芸妓さんの楽しい会に参加してきた話。

先日知り合いに誘われてひがし茶屋街でちょっと贅沢なお遊びをしてきました。

ひがし茶屋街というと金沢ではもっとも有名な観光地の一つですが、古い町並みを目当てに来ていらっしゃる方が多いと思います。でも、ここは茶屋街。昔は金沢で一番格式が高い茶屋街として偉い人が芸妓さんと遊んでいたところだそうです。

金沢の茶屋街

金沢には3つの茶屋街があります。ひがし茶屋街、主計町(かずえまち)茶屋街、にし茶屋街です。ひがしがもっとも格式が高かったそうで、偉いかたがたが遊んだところ、そして主計町は勘定方が遊んだところ、そしてにし茶屋街が町民があそんだところと聞いたことがあります。

今もそれぞれにお茶屋さんがあって、一見さんお断りのようではありますがお座敷で遊ぶことが出来ます。とはいえ、この時代です、それぞれのお茶屋さんにはバーのような部屋が用意されていることもあって、結構気軽にはいれたりもします。

今回はシャンパンバーで

普段はそれぞれの芸妓さんは、それぞれのお茶屋さんに所属(笑)しており、そのお店にお願いするとそこの芸妓さんが担当をしてくれます。基本的にはそれぞれの町でお茶屋さんをきめたらそのお店にだけに浮気をせずに通いましょう。

今回はそういう意味では番外編です。ひがしやまのお昼はおそば屋さんをしている音ゆさんが夜はシャンパンバーをされているのですが、ここで芸妓さんをお招きしての会があるということで、知り合いに誘ってもらいこんな機会は!と思って出かけてきたのでした。だってシャンパンと和の組み合わせって最高じゃないですか?

音ゆさん自体も古民家を改装して作られていて、「音」という名前を冠するのはとっても素敵な音響設備をそろえているからです。少しは前はシャンパンバーではなかったと記憶していて、夜は蕎麦飲みを何度か通ったのを覚えています。

以前書いたとおりではあるのですが、ひいらぎやは三味線を習っている(た)のですが、その関係で今回はお声がかかったというわけです。

お料理も出し物もすてき

お料理と言ってもシャンパンバーで、芸妓さんたちの踊りをみたり演奏を聴くという会だったので、一品ずつは難しかったのでしょう。今回はPLAT HOMEさんのお弁当が用意されていました。19時開始でしたが15分ほど前には席に着いたのですが、どうぞと出てきたシャンパン。乾杯まで待ってくださいねといわれましたが15分も待っていられません…。気が抜けるし温度もあがっちゃうよねと店員さんに一言言って早速乾杯をしました。我々は4人で参加。

PLAT HOMEのお弁当(箱)

席にはこんな感じでお弁当が用意されていました。どきどきです。シャンパンもいただいたし早速開けてみると…。

素敵なお弁当が…。
  • サワラの柿の葉寿司
  • ヒラメ昆布締め菊寿司
  • 鴨ロース
  • キンキ一夜干し
  • 煮物
  • 子持ち鮎 棒茶煮
  • とりの唐揚げ 山椒風味
  • 出汁巻玉子
  • 国産牛と松茸のすき焼風
  • 里芋のポテトサラダ
  • 人参のジャスミン漬
  • いちじく ごまがけ
  • つけもの

と、もりだくさんこんな小さな箱の中に目一杯つめこまれていました。

そして飲み物のメニューはこちら。

シャンパンは2種類。そのほかにもワインなどがあったのでシャンパンとワインを飲んでいました。

いやいや芸妓さんでしょ!

芸妓さんはこの日は唐子ちゃん、かつ代ちゃん、七葉ちゃんお3人。最初に唐子ちゃんのお笛からはじまり、唐子ちゃんの笛と、かつ代ちゃんの三味線、七葉ちゃんの踊りを見せて頂き、時にはお話しさせて頂いたりととっても素敵な時間を過ごさせて頂きました。

シャンパンを持つ芸妓さん

シルエットがとても素敵だったのでパシャリ。このあと簡単なお座敷遊びにも参加させて頂きました。

3人の写真もちゃんと許可をとって撮影もしてあるのですが、今回は伏せておくことにします。是非直に会いに行ってみてください。

そして最後に吉はしさんの栗金団。吉はしさんの和菓子自体も有名かつなかなかお目にかかれなかったりしますが、その中でも栗金団は有名だそうです。

吉はしの栗金団

そんなこんなで、素敵な夜を過ごしてきたのでした。最後にちょっとたりないねと、ひがしやまのちょう吉さんで焼き鳥をいただいて帰宅したのでした。

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