さて、先日たまたま誘われて参加したセミナーでファイナンシャルアドバイザーとの面談を予約しお話しを聞いてきたと言うことを書きました。前回はあえて手ぶらで行ってざっくりとした概要を聞いてきたのでしたが、今回はちょっと期待感も持ってしまったので(笑)、証券をしっかりと持っていったのでした。
先日、石川県のテレビ局が主催するマネーセミナーというのに声をかけられて行ってきたのです。その時にお話しをされた方は全国を飛び回って講演をされているらしく、日本の各エリア毎に地元で活動されているファイナンシャルアドバイザーさんとパー[…]
世の中の98%のアクティブファンドはインデックスファンドに負ける。じゃぁ残りの2%は?
さて、まずはおさらいです。このときのタイトルにも書いたとおりなのですが、ひいらぎやはインデックスファンド最強だと信じていたのですが、たしかにいろいろな書籍やYoutubeをみていても、98%のアクティブファンドはインデックスファンドに負けるといいます。じゃぁ残りの2%ってどこにあるの?というのが先日のお話し。
その時も、そういった投資信託は保険とセットになっていて保険会社が持っていますという事だったのです。保険と言うことでいくつか制限も出ますが、ひいらぎやはもともと個人年金の積み立てを行っていたりしたので、すぐに使わないお金は利率がいいならそちらに回すというのもアリだなと思っていました。すでに大分洗脳されています(笑)
さて具体的に紹介していただいた商品は
いくつか紹介いただいたのですが、今日は一つだけ紹介しようと思います。それはソニー生命の変額個人年金保険です。
ソニー生命の変額個人年金(無配当) https://www.sonylife.co.jp/land/pension/?cid=sli221
ルールは、月々の支払額は一定で、その額をすべて投資に回すというものです。年金なので基本的には年金支払い開始日に本人が生きているか、それ以前に死んでしまった場合の支払いしかありませんので、自由に引き出すことができません。
また、投資信託をそのまま買うときよりも保険関連費用が引かれていますので、単純に運用成績が懐に転がり込んでくるわけではありません。投資信託でももちろん税金もかかってきますが…。うーん、このあたりはもう少しちゃんと勉強して計算をしないといけないですね。
変額保険では特別勘定を選択することが出来る。
さて、この変額保険ですが、契約時に運用方針が異なる特別勘定を選択することができます。しかも複数の組み合わせも可能です。これは投資信託でも同じですね。IDECOやNISAだと更にそんな感じです。ソニー生命の変額保険医は以下の特別勘定があります。
- 株式型(日経平均株価)
- 日本成長株式型(TOPIX)
- 世界コア株式型(MSCIワールド・インデックス)
- 世界株式型(MSCI ワールド・インデックス)
- 債権型
- 世界債権型(FTSE 世界国債インデックス)
- 統合型
- 短期金融市場型
8種類です。括弧の中がベンチマークで、この成績よりも良くなることを狙ってアクティブに投資を行っています。
ではそれぞれの成績は
それぞれの成績がWebで公開されています。
ソニー生命 特別勘定の運用状況 https://www.sonylife.co.jp/contractor/operation/
このページに2021年10月度「変額保険(特別勘定)の現況」があります。ここの中を見ていくと6ページ目以降に先ほどあげた特別勘定毎の運用成績があります。ベンチマークが設定されているものは緑でその価格変動がプロットされ、それに対しての運用成績が赤でプロットされています。
つまり、緑のインデックスよりも赤の運用成績が上になっていれば、98%のだめなやつではないということです。この報告にはインデックスがプロットされているもの(先ほどの一覧の括弧があるもの)5つのうち3つが赤いラインが上に来ています。
その中で特に大きな差が開いているものが、世界株式型です。さすが、運用助言会社がモルガンスタンレーということなのかとも思うのですが、1999年5月設定来の騰落率が年換算が+1165.25%。年換算で+11.99%です。ベンチマークの設定来の騰落率が+289.89%、年換算で+6.26%です。
インデックスファンドで5-7%の年換算なら良い方というイメージがあります。このベンチマークの値もむしろこの枠に入っていて素晴らしいのですが、このファンドではその倍近い成績を収めていることになります。
もちろん、手数料もインデックスファンドよりも高いですし、保険手数料もとられます。でも年金保険をどうせかけてるなら…という気持ちになってきます。さらに複利ですからほんの少しの成績が後々で大きく効いてきます。
月々の支払金額を設定して例えば20年支払ったときの表を作ってもらったのですが、3.5%で運用できていれば解約返戻金が保険料累計の1.3倍ほど、7%になると、1.9倍ほどになります。12%になると…。という感じですね。ただし、もちろんこれは机上の空論、捕らぬ狸のお話しです。しっかりした見極めが必要でしょう。
加入するかどうかはもうちょっと勉強してから
ということで、まずは保険の説明書をもっとしっかり読めるようにならないといけないかなと思っているところです…。
この記事はあくまで素人のひいらぎやが一生懸命資料を読んで理解できたところだけまとめているので、正確でないところがあるかもしれませんのであしからず…。