基本の朝ごはん

「鈴おき」の朝ご飯プレオープン。白山市の鈴おきさんが金沢駅前で週の前半だけ朝食を出すらしいよ。

鈴おきといえば白山市にある料亭ですが、この度朝食限定で金沢駅前の此花町(このはなまち)で朝食を提供するそうです。このたびそれにさきだって2024年2月12、13日の2日間のプレオープンがありましたので伺ってきました。

白山市の鈴おきさんにランチに行った記録はこちらに。

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場所は金沢駅前おすしと和食 はた中さん

朝食会場?は金沢駅兼六園口(東口)のおすしと和食 はた中さんの店舗を借りていらっしゃるそうです。

金沢駅から兼六園口をでてもてなしドームをくぐって横断歩道を渡ってその先にあるブロックです。昔都ホテルがあった裏側です。少し細い道が入り組んでいるあたりなのでGoogle Mapなどにしっかり案内してもらわないとわかりにくいかも知れません(笑

はた中正面はた中入り口

金沢町屋というやつですね。古民家を改装した感じ、入り口にも趣があります。夜ははた中さんなので朝に暖簾がでているのはめずらしいのかしら。

メニューはこちら

メニューご飯のお供メニュー

ちょっとピントがずれているような…。とはいえざっくり読んで下さい(笑)

ベースは「基本の朝ご飯」と「金沢の朝の一服」です。そして出汁巻き玉子やおぼろどうふがサブメニューでお願い出来ます。

そして朝ご飯

朝ご飯だけあって基本はすぐに出てきます。

基本の朝ごはん

おしぼりどけて写真撮れば良かったと今更後悔…。

ちょっと写真ではわかりにくいのですがご飯がぴかぴかで本当に宝石のようです。お味噌汁も具だくさんでうれしいです。

海苔がついていますが、これはメニューにもあるように「島内啓次の海苔」で、いつも我々が食べている海苔では無く「アサクサ」という種類ののりで数が少ないそうです。ぱりぱりに焼いてあってとても香ばしくおいしかったです。食べ方を伺ってみると「そのままでもご飯を乗せてでも!」ということでしたので両方やってみましたがご飯を乗せるともう最高でした。

おぼろ豆腐もいただきました。これも甘くてわさびがきいてとても素敵でした。
おぼろ豆腐
鈴おきさんのご主人は茶道を教えていらっしゃることもあり、もちろん朝の一服もいただきます。
上生菓子
上生菓子は金沢よしはしさんのものです。いわずもしれた名店。今回は最後の一つの在庫だったので連れと半分こしてもらいました。
お皿には「天津風ふけいの浦にいるたづの」とありました。古今和歌集からですね。
いただきながらお茶をまちますが、本当にいやらしい甘さが無く、朝でもすっと入ってきます。ただ、その後のお茶の味を引き立てるだけの甘さはもちろんあります。
薄茶
そして薄茶。お茶碗をお選び下さいと言われたのですが今回はお任せで。大樋焼のお茶碗で金継ぎされたものですね。金沢らしい。とてもおいしゅうございました。

ご主人との会話も素敵

ひいらぎやが伺ったときはお店には他に1組だけいらっしゃって、カウンターに座らせていただいたのでご主人ともいろいろとお話が出来ました。

お茶の飲み方も教えてもらえますし、お茶碗についてもいろんなお話をさせていただきました。

このご主人の笑顔がとても素敵なのです。そして話し方もとても弾む感じで、朝からこの笑顔でこの口調でお話をさせていただくと一日がんばろうと思えますし、しっかり目も覚めます(笑

本営業は2月26日から月・火・水だけの営業とのこと。また本営業が始まったらその時に詳細を再報告させていただければと思います。

基本の朝ごはん
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