先日、飲みに行こうよと言う話になったときに、是非個々に!といって紹介された尾張町 侑さん。とても素敵だったので再訪してきました。
外から見るとこれはただの民家
です。看板も暖簾も出ていません。普通の古民家なので外からふらりと入るのは難しいですね(笑
誰かに誘われていても詳細な場所をきいていないとなかなか扉を開けるのは難しそうです。
早速中へ…そしてメニューを
中に入ると10名ほど座れるL字型のカウンターがあり、入り口のすぐ側に4〜6人ほどが座れそうなテーブルもありそうです。
前回伺ったときも今回もテーブルはあいていたので使っていないかも知れません。もちろんカウンターは満席です。
そしてこの日のメニューはこんな感じ。
日付が入っているくらいでその日毎に書き直しているのでしょうか。なかなかぎっちりなので気合いと本気さがうかがえます…。
御料理をいただきます!
飲み物をお願いすると突き出しがでてきました。この日は菜の花のおひたしでした。
ひいらぎやは基本外食でいただく御料理は基本塩辛く感じるのですがこれは優しい味でした。出汁の味が確りしていて、そして春の香り!
ビールを飲みつつ、まずはお造りをお願いしました。
出てきたのがこちらです。このお店はお刺身とお願いすると熟成魚のお刺身がでてきます。12日くらいのものがおおかったです。
熟成魚というと匂いが強い…などということはなく、甘さとうまみが増え、それでいて生臭さは一切感じない素敵なお刺身でした。歯ごたえはやはり少し落ちるかなというところはありますが、総合的には熟成されていてとてもおいしい!
そして、見つけてしまいました、ムカゴの素揚げ。ムカゴなんてこんな高級品!
ちいさいころに美味しんぼを読んでいた方々なら憧れの食材だったのではないでしょうか。すくなくともひいらぎやはそんなイメージがあります。あ、ビールは赤星派です。サッポロの黒ラベルでは無くてラガービールですね。
このあたりからお酒をいただきます。出羽鶴の袋吊り雫から。
そして御料理もいろいろと。まずはせりしらす香味和え。
大トロ鬼おろしポン酢
下に敷かれているのが大トロなのですがどう見ても肉。食べてみると幌ほろっと崩れて油の素敵な香りと、粗くすられた大根がまた素敵です。ポン酢が良くあう!
そして日本酒もどんどんいっちゃいます。
酔鯨 純米大吟醸 しぼりたて 冬びより 実はこのあたりからもう女将にお願いして日本酒を選んでいただいています。順番もしっかり。
そしてそろそろ締めにと、豚クレソン梅しゃぶ椀。ちょっとワード的によくわからないと思いませんか(笑)でもこれ絶品でした。クレソンと梅がこんなに合うとは…。
そして締めを迎える前の最後のお酒。宮泉。今日は東北のお酒メインでしたね。
そして締めは土鍋ご飯。その場で炊いて下さります。山椒とじゃこのご飯でおねがいしたのですが、万願寺唐辛子かな。半分敷き詰められていて色味的にもとても素敵です。もちろんほっぺたが落ちるかと思うほど(古い?)おいしかったです。
お茶碗によそっていただけますが、お茶碗も愛嬌があります。脇に何かいました(笑
おなかはいっぱい。ご飯の残りはおにぎりにしてもらって明日のご飯に。
お店情報
紹介制のお店で、一度伺うとメニューに、LINEのリンクがあり、紹介者の名前と一緒に申請するとお友達になれます。予約はそれ以降InstagramやLINEでとなります。
店舗名 | 尾張町 侑 |
住所 | 石川県金沢市尾張町1-9-15 |
電話番号 | – |
営業時間 | 17:00~22:00 |
定休日 | 日曜日 |