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自分でやったことはしっかりやったと言おう。そこで謙遜しても結局だれも得をしない。どこまでやったと自分のやったところとお願いしたいポイントを明確にする。

ビジネスマンによる指摘

先日、仕事で別部署の方が、この依頼された書類について私が作るのは無駄に時間がかかりそうですので、ひいらぎやさん書類の必要事項を埋めてくれませんかとメールしてきました。ひいらぎやは器が小さいので、いやいやタントの部署にお願いした仕事をまるまるこっちに戻してくるってどういうこと?と思ってしまったのでありました…。結局勘違いだったのですが…。

自分がやったことはしっかりやったと言わないと損をする

これを見てひいらぎやが思ったのは先ほども書きましたが、いやそれ自分の仕事してないじゃない!現場に投げ戻してくるなよ!ということでした。

ところが添付されていたファイルをしっかり見てみると、しっかり彼らが埋めるべき欄は埋めてあるのです。メールの本文には全く自分では仕事をしていないでテンプレートだけ送るのでそれを全部埋めてほしいというように見えていたのです。

何かしらの仕事のお願いをするときには、明確にどこをやってほしいと書いた方が、依頼される方はどこをどうすればいいのかが明確になるのでありがたいものです。これは上司から部下に対しても部下から上司に対しても同じです。もちろん上司が部下の成長を促すために考えてほしいという場合は別ですよ。

そして何より自分がやったことをしっかりやったと主張することは大事です。気づいてくれない上司は部下がやった事なんてさっぱり気づいてくれません。日本人は謙遜したりへりくだったりすることが美徳とされていたりしますが、今時いろんなところで言われてはいますが、しっかり自己主張をしていくことが大事な時代ですね。自分の居場所を作るには自分でそのスペースを作り出すしかありません。待っていても人は変わりません。自分で動かせるのは自分自身だけです。

また言いたいことは最初に言うことも大事

冒頭の例では、本文にしっかりやったことを書いてくれているとひいらぎやとしてはありがたかったと思います。添付文書を見て自分で判断しろというのは相当乱暴です。

いろいろな学会が用意する論文のテンプレートでも必ず最初に「概要」を書くことになっています。これによって論文の要旨がわかるわけです。もちろん結果もです。それがわかった上で文章を読み進めるのと、最後まで結果がわからない状態で文章を読み進めるのでは読み手の負荷は大きく違います。

次に話される可能性のすべてを想像しながら文章を読む場合には想定する結論に読み手が一緒についてきてくれるかもわかりません。小説などではそういうところが楽しいわけですがお仕事の場面ではそんなストレスを持ちたくはありません。そんなわけでひいらぎやはブログタイトルにできるだけ言いたいことを端的に書くよう努力しています。あ、これはこの本で紹介されていた方法がつかえるかもしれませんね。

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