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そのスピーチで何を持って帰ってもらうの?メッセージを強く意識する。

日本の素晴らしい習慣の一つにいろんな場での挨拶があります。飲み会の開始や締めといったカジュアルな挨拶から結婚式の挨拶などもそんな感じですよね。

何を伝えたいかを意識する

どのような挨拶でも、それはその場にいる人たちの意識をまとめるためにやるものです。

ですよね。でも、最近はそういう意識がない方が多い気がします。実はあるイベントの朝会でのある役職者の方の挨拶がまったくそのようなメッセージが含まれていなかったのです。元々の意図としての挨拶ではなく、挨拶をするものだという認識でしかないとこのようなことになります。

挨拶をするのであれば、その時に聴衆に何を持って帰ってもらいたいのか、もしくは、これから取りかかる仕事に対してどのような意識をもって当たってほしいのかをしっかり考えて、それが端的に表れるような挨拶をしなければいけません。できれば一つだけのメッセージにします。だって2つも3つもメッセージを込めたらそれは挨拶というか講演ですよね。ひいらぎやは個人的には数十分の講演であってもたった一つのメッセージを持って帰ってもらうのが精一杯だと思っています。よほど、その人のファンという人でなければ複数個のメッセージを持って帰ってもらうのは難しいです。

とはいえ無茶振りってあるよね

もちろん、飲み会の挨拶などでは「無茶振り」といわれるような挨拶の場はよくあります。では乾杯の挨拶を〜とか、では締めの挨拶を〜というシーンです。

これは困ってしまう人が大半だと思います。でもひいらぎやの個人的にはこれはすごいちゃんすです。自分の意見をみんなが静かに聞いてくれるチャンスってなかなかありません。

ただ、やっぱり急に言われてそれを実行出来るかというのは難しいです。そこで、このブログの趣旨なのです。常に、考えている。思索している。これが大事だと思っています。常に挨拶を振られても大丈夫なように自分の考えを持っている。これが大事です。そこに別に高尚な考え方は必要ありません。最悪なのはえーとえーとと止まってしまうこと。そこで、ありきたりでもいいのですっと素敵な言葉を残せる、そういう人になりたいと思うのです。そのような場って自分のブランディングにとても意味のある場です。

聞いている人たちにしてみれば、何の話だろと思ったら時間を使っているだけもったいないのです。最悪なのは、長くなって申し訳ありませんが〜という言葉です。であればそんな話はやめれば良い。自信を持って自分が話したい内容を紡ぎましょう。

(この投稿は2018年10月17日 10:01 PMに公開したものに加筆・修正したものです)

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