免許更新にいってきた、各窓口での強烈な効率化が図られていてなかなかすごいがDXはもうちょっと?

すっかり免許の更新をわすれていて危うく失効しかけたひいらぎやです…。

慌てて会議のない日を探して時間給とって運転免許センターに行ってきました。平日の午前中だったのでおそらくそんなに込んでいなかった方だとは思いますがそれでも結構な人がいました。

決められた対応の速度がすごい

建物に入るとまずは、送付されたはがきを持っているかの確認をされ、それをクリアファイルに入れてもらい、次の暗証番号の設定のために2種類の暗証番号を決めてきたかを確認されました。その番号をはがきにかいてねといわれます。

円形のカウンターに放射形に仕切りが付いていて6人くらでしょうか、一つのテーブルでまとめてこの処理をします。そこまでには人が並ぶのですが同じ説明をしてファイルにはがきを入れるだけなのですが、1人で裁いており、次の暗証番号の印刷機(笑)に案内されます。

暗証番号印刷機

これが驚いたのですが、暗証番号を入力して印刷するだけの機械があります。画面に2種類の4桁の暗証番号を入力するとそれが印刷されるだけ。特にはがきとかの情報をよみとっているわけではないので、裏で連携が走っているわけではなく単純に印刷しているだけだと思います。

でもこれでも確かになとおもうのは、人が書く数字って本当に読み取るのは難しいんですよね。特に海外の人の文字ってよめなかったりしますけど、それをきれいなフォントで印刷するだけでその後の処理のロスが大幅に軽減出来ると思います。でもそのためだけにこの機会用意したのかとは思ったりしましたが…。マークシートまで行かなくても紙ベースでも一意に暗証番号を固定することはできそう。あ、エコじゃないですかそうですね。

印紙売りさばき所と受付

ファイルに入れられたはがきと先ほど印刷した暗証番号を受付に渡します。窓口は確か3つずつあって、それぞれにフォーク型に並ぶようになっていました。おそらくすいていたからだと思います。足下にはそれぞれの窓口ごとの列のテープが貼ってありました。おっちゃんが一人いて空いたところに行ってとすごい勢いでルーティングしてます。ぼーっとしている暇はなかったです(笑

受付で印紙もまとめて買えれば一つの窓口でいいじゃんと思うのですが、きっと何かの規制があるんですよねこれ。後でちゃんと調べてみようと思います。

交通安全協会への寄付

受付で「高越安全協会への寄付にご協力いただけますか」と聞かれました。僕は常にNOというわけですが、これこんなところですごいスピードでいわれて隣に窓口があったら行かないといけないかなと思いますよね。

何で公の建物のなかに一つだけこういう協会の窓口が用意されてお金を集めているんだという疑問はさておき、とりあえず支払われた会費が有効に使われているかもわからないのでパスです。

ちなみにNOといったら一瞥されて(隣の窓口はパスして)あちらの視力検査へどうぞといわれました。

視力検査へ

次は視力検査へ。ここはなぜか先ほどと違ってフォーク型ではなくて3つある検査所に別々に並びました。不思議。おでこをつけて中のランドルト環の切れている方向をみて視力をはかるといういつものアレですね。あのいろんな方向を向いたCマークはランドルト環というのですよ?知ってました?(豆知識です)

こんな時期というのでしっかり人の体が付くところは都度消毒をされていました。

写真撮影の前に待合所に

講習前の一連の処理で唯一ちょっと待たされたのはここ。窓口にファイルを渡して名前が呼ばれるまで待ちます。写真というデータをとるので、裏側のシステムで紐付けが必要なのだと思います。何かしらの入力がされるのをまってまたファイルを受け取ってカメラへ。昔は自分で整えた写真を持って行っていたものですが、今はその場で取ってもらえるので楽ですが、できあがるまでに自分の顔がどう写ったのかわからないのでドキドキしますね。

あ、ひいらぎやは出かけるときにチャラいシャツを著た後に、「あっ」とおもって白いカッターシャツに着替えました。チキン(笑)

そして最後に講習

写真撮影のところでファイルを渡し、講習のお部屋の案内の紙を渡されます。8時半に建物に入って9時半から講習ですが、9時過ぎ頃に部屋には入れたと思います。

優良者講習だったので30分。一方的に講師が話しておしまいです。内容として日々変わりそうなところはその日までの県内の交通事故者数だけ。前回受けたときは質問を受けている人もいたと思いましたが、担当によってかわるのかそれともルールがかわったのか…。

印象としては、免許証印刷までの時間稼ぎですね…。教本を頂きましたが、ちょっとだけ講習で見るページはありましたが、教官のコメントとしては「ご時世柄再利用も出来ないので、要らないなら自分で処分してね」でした。

隣の人は寝ていたりもしたので、この場にいたという事実だけあれば免許の更新ができるという事になります。

時間になると部屋の外をちらっと見て免許証が出来てきたようなのでこれでおしまいにしますで終了。名前を呼ばれ、配ってくれる方に指名を名乗りマスクを取って顔を見せて免許を受け取ります。

さらに効率化できるところは、きっと今後もっと変わっていくんだろう。

これは希望でもありますが、暗証番号の設定などは事前にインターネットを使って入力しておけばいいし、なんならその場でスマホで入力してもよいはずです。支払いも事前にできれば後は、視力検査と写真撮影ですね。その場でのこの二つはおそらく替え玉での更新を防ぐための理由もありますので、その場でやりたいんだろうなと推察。これは本人確認のもとともなる運転免許証の発行では事前にと言うのは難しいところですね。

そして、講習。これはいろんなところで議論になっているのだと思うのですけど、どうやると効率的なのかはすごく難しいですね。先ほど書きましたがひいらぎやの隣で寝ていた人はこの場にいたという事実しかなく、講習をうけたかというわれると…ですし、まぁ寝ていなくても聞いていたかもわからないわけです。

どちらかというと講習を受けたか受けないかではなくて、意識に安全に対する考え方がすり込まれているかですので、そういう意味ではテストを行った方がいいですよね。運転免許証を最初に取るときの試験はとても厳しかった覚えがありますが、更新はちょちょいのちょいということになります。あの頃の知識はもう記憶の彼方です。このあたりが電子化されるとネット上でその場で試験をうけて合格すれば良いという感じになったりするのでしょうか。運転免許証は物理的なものなので発行されたら受け取らないといけないので現在は一カ所に集められるわけですがこれが電子化されたら、本人確認だけできるフレームワークができれば集まるということも必要なくなりますね。

合格しないといけないので教本もそのままゴミ箱にさようならではなくてしっかり活用されるようになり、また紙である必要もなくなるので、エコでもあります。まぁ電気代はかかるし、電子部品の製造でも環境優しくない物質は排出されたり、機器の廃棄の問題もあるのでどっちがという話はもちろんありますが、どうせ持っているものであればその負荷は小さくなります。

さて、そんなことを考えた免許更新でした。ゴールド免許ですので次回は5年後。この5年は大きく変わりそうな気がしますね。

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