お仕事を受け取って右から左に渡すだけ、という人いませんか、お宅の職場に。ひいらぎやの職場にはいます(笑)
少し大きな企業だと総務的な部署から、このデータを各担当者から集めて下さいという依頼があって、それを受ける事務的な方がいて、そしてその情報を集て…という流れはあると思います。
これ自体は良くあるフローだと思うのですが、そのメールをそのまま各人に転送して、担当部署からのメールを全員が全部読んで、そしてその回答を求められるというケースがたまによくあります。それって、最初に依頼を受けた人は何の仕事しているのと思うわけです。
しかも、一度とりまとめて提出している担当者はその人だったりするので、提出したフォーマットもわからず、何を回答していいのかを確認するにのすごく時間がかかることがあります。というこのエントリを書いているのはそういったことが2回くらい立て続けに起こったからなのですが…。と愚痴をいってもしょうが無いので、ここから学べることを探すのです。すこし落ち着きますから(笑)
せっかくのチャンス。自分の仕事として認識する。
さて、仕事をもらったということはどんなに小さな仕事でも自分が頼りにされていると言うことです。
自分が頼りにされているってすごくないですか?承認欲求が満たされまくります。小さな仕事で他人が雑用として依頼したとしても、相手がどう思っているかはどうでもいいこと。自分が任された仕事だと思ったら俄然やる気がわいてこないでしょうか。自分が一番適切にその仕事を出来る人と認識されていると言うことですから。
そう思って仕事をするとモチベーションが全然変わります。ひいらぎやもこれをかきながら自分に言い聞かせています。そう、何でもありがたいと思って仕事をするというのは、よく経営者がいったりしますが、それを普通は社員に仕事をさせるために言っていると受け止めがちですが、そうではなくてこうやって自分のモチベーションを上げながら仕事をしてきたからパフォーマンスがあがり、経営者になれたんだろうなとおもうといろいろと納得するところがあります。
そして誰がやっても同じ仕事をするのではなく自分の仕事の味をつける。
これもよく言われていることだと思いますが、せっかくもらったチャンスですので何でもいいので自分の味をつけるようにしましょう。別に簡単なんですよね。たとえば、仕事を依頼されたときに、「(お仕事をくれて)ありがとうございます」とまずは返事をしてみるというのは一つだと思います。
一日に「ありがとう」と100回言う。すべてに対してとりあえず「ありがとう」と言おうと思うと、物事のいいところが見えてくる。
ひいらぎやは小さい頃から母親に一日100回「ありがとう」と言いなさいと言われてきました。正直そんなの無理と何もしてこなかったのですが最近は自分のストレス発散だったりとか円滑なコミュニケーションのために重要だと思い、できるだけ「ありがとう」[…]
この記事にも書きましたがありがとうと言われると人は幸せです。仕事の内容は置いておいて(笑)、まずそういった応対の「柔らかさ」「温かさ」があるだけで、この人にお願いしたいとおもったりしますよね。
もちろん仕事のなかで特徴をつけるというやり方は王道でしょう。ただこれはお仕事の内容にって変わってくるので、なんとも言えないのですが、冒頭の例であれば例えば…。ちょっと面倒ですが、それぞれの担当者が回答しなければいけない点を明確にして回答しやすい形にしてあげる。
これをしてもらったら非常にありがたいです。実はちゃんと理解できている人が依頼を細分化して、各担当者が全容を理解しなくても回答ができるようにすることはとりまとめ役の本当に大事な仕事なのです。これを右から左にスルーすると各人がそれぞれ調べて質問の意図を考えてとやっていると、担当者はそれぞれの時間を使いますし、どうせ間違った方向性の回答が返ってくるのでとりまとめをしている人、そしてそもそも依頼をした人みんな時間のロスがでます。それをなくすように正しくとりまとめること。これが出来たら一番良いです。
ということで、忙しいときにこそ自分に求められていることを考えて、みんなが仕事がしやすいように気をつけると自分自身の負荷もさがるとおもうのです。繰り返しになりますがひいらぎやもこれを心に刻んでまた明日から仕事をがんばろうと思います。