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audiobook.jpで聴いた本。37冊目。炭水化物はそもそも取らなくてよい。糖質との付き合い方がよくわかる。【眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話】 牧田善二 著

先日聴いたタンパク質の話と同じシリーズの糖質版です。ダイエットのために控えるべきはカロリーではなく糖質摂取量。よくある糖質に関する誤った知識の修正と、ダイエットのための糖質との付き合い方がまとめられています。というか、糖質摂らなくて良いという話になってしまったりするのですが…。

【audiobook.jp】 眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話 著者 牧田善二

ダイエットの為にはカロリーではなくて糖質を制限する

ダイエットのために日本では摂取カロリーの制限が必要といわれることが多いですが、これが間違いであると言うことは、「audiobook.jpで聴いた本。36冊目。タンパク質=肉だと思うとダイエットには向かないと思いきやむしろダイエットの味方【眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話】 藤田聡 著」でもありました。

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前回は「ということで、タンパク質は摂取しても大丈夫ですよ」という話でしたが今回は糖質の話。カロリーではなく制限するのはこっちというお話になります。

糖質を摂取するとグリコーゲンに変換され、肝臓や筋肉の中に蓄えられます。これが運動時などにエネルギーとして利用されますが、ここでためきれなくなると血液中のブドウ糖から脂肪になってたまっていくということになります。

ですので大事なのはカロリーではなくて糖質を制限することです。

糖質には依存性がある!

とはいえなかなかやめられないのが糖質です。この理由は糖質の依存性にあるそうです。

糖質を摂取すると我々の体内ではセロトニンやドーパミンが放出されます。これが放出されるとその瞬間だけではありますが幸せを感じるのです。これらの物質はコカインにも匹敵する強さを持っているそう。

そして、「血糖値が低いから頭が働かない」と言う話って聞いたことがないでしょうか。ひいらぎやの先輩が頭が回らないからといってあんこのチューブをすすっていた記憶がありますが、これは全くの迷信だそう。

先ほど書いたとおり一時的にセロトニンやドーパミンが放出されるため、この幸せ成分?で一瞬テンションがあがるだけとのこと。逆に血糖値が急激にあがったりするので体への負担が大きいそうなので気をつけましょう…。

AGEの摂取は体を老化させる

そしてこの話はまったくもってはじめて聞いた話で、へぇ!とおもったのですが、タンパク質や脂質が糖化すると「AGE: Advanced Glycation End Product(終末糖化産物)」が生成されるそうで、これが体の老化に関係しているそうです。

糖質が多い食品を高温で調理することでAGEが増加するそう。したがって、食品としては、生 → 蒸物 → 焼物 → 揚物の順番でAGEがあがるそう。できるだけ生でたべるのがよいようです。アルツハイマー病の原因としても指摘されているそうです。

では何を食べるか

ということで食べるべきものは糖質をさけてタンパク質中心ですね。脂の少ない赤身のお肉や魚、大豆、卵です。もちろん野菜もでしょうね。ただ、タンパク質でも動物性のタンパク質ばかりですとコレステロールの取り過ぎになるとのことで植物性と半々でとるのがよさそうです。このあたりは先ほど書いた「タンパク質の話」にも同じ記述がありました。

糖質は量をたくさん食べても意外とすっと入ってしまうそうで気をつけた方がいいとのこと。たしかにご飯はたくさん食べてしまいますよね。そういえばひいらぎやの知り合いの医学博士の先生もご飯は一日に一口でいいと言っていました。本書では全く取らなくていいと言っています。糖質は穀物からとらなくてもどこかから体に入ってきます。

そして果物は体に良いというイメージもありますが、果物に多く含まれる果糖も体内に蓄えられやすいのでできるだけ避けるのが賢明のようです。

【audiobook.jp】 眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話 著者 牧田善二
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