寿司

つるぎ福喜寿司(ふきずし)。白山市の絶品お寿司屋さん。お手頃価格で頂ける素敵なお寿司たち。穴子(塩)がふわふわで最高。

旧鶴来町道法寺駅の近くにあるお寿司屋さんつるぎ福喜寿司。最近金沢駅前のクロスゲートにも入ったまっとう福喜寿司は、つるぎからのれん分けしたお店です。ひいらぎやは数えてみるとぞっとしますが、今のお店の道を挟んで向かい側にあった旧店舗を含め20年以上お世話になっているお店です…。昔からとっても素敵なお寿司を頂いています。

お店の場所は

石川県白山市…、といっても平成の大合併でできた白山市は海から山までとっても大きな市です。白山比咩神社方向にむかって金沢市から少しはみ出したあたり、鶴来にあります。

がんばれば北陸鉄道石川線で道法寺まで揺られるのもありですが、金沢駅周辺からはちょっと行きにくいですね。車では30分弱でしょうか。駐車場は広いのでハンドルキーパーか代行など行きと帰りの運転手を確保できるなら車で移動するのが楽かと思います。石川線は本数も少ないですしね…。

タクシーで行くのであれば、冒頭にも書きましたが松任にものれん分けしたお店があるので、必ず「つるぎ」の福喜寿司と伝えて下さい。

本日のメニューは

出来ればカウンターのケースをのぞいてみたり大将とお話ししながら今日のいいものをいただくのがいいのですが、今回はぎりぎりで予約をとったのであいにくカウンターは満席。

個室での食事となりました。もちろん個室の方が良いという場合もありますし、この時期、アクリル板はあるもののカウンターで知らない人と隣り合わせというのもなんとなくというのもありますよね。

ということで、まずは大将にお任せして良いところを頂いて、そのあと欲しいものをそれぞれもらおうかと言うことになりました。

店員さんにそのように伝えると、「お刺身はどうされますか?」と聞かれたので迷わず「いただきます」です。もちろんお酒を頂くつもりだったので…。

ということで最初はビールから入りました。そして最初にに出てきたお料理は鯖の味噌煮。突き出しです。

石川の人は少し甘い出汁を好むのですが、これも少し甘め。ひいらぎやは甘いのは苦手なのですがこの甘みは優しくてしつこくなくてとても幸せでした。そして何より火の通り加減が最高で、あり得ないふっくらさ。そしてもちろん生臭さは微塵も感じられず、いつもながらこの先が楽しみすぎるということになったのです(笑)

鯖の味噌煮

次に出てきたのが白子酢です。鱈です。冬の季節の楽しみの一つです。白子自体も甘いのですが、タレの加減がまたちょうど良く、薬味もしっかり邪魔をしない程度に仕事をしていてこれまた幸せです。

白子酢

そしてお刺身の盛り合わせです。サヨリ、鰤、マグロ、鬼海老ですね。このあたりは言わずもがな。普段は大皿に盛られてでてきますが、ご時世柄一人一皿です。洗い物大変でしょうね。

刺身

正直白子の時点で日本酒にすれば良かったと思っていたところではあるのですが(笑)、ここから日本酒に突入します。まずは天狗舞の山廃生搾り。

天狗舞 山廃生搾り

お刺身と白子をつつきながらどんどん行きます。手取川の本醸造・生。

そしてこちらはしめさばです。こちらも一切くさくなく、そして締め具合が最高というか、最低限締めたと言うくらいなのでしょう。酢のツンとした香りはないですし、身の甘みも確り残っています。身が真っ白になってしまったしめさばなんかを見ると悲しくなりますが、これはまだプリプリです。

この時点で日本酒があってよかった…。

しめさば

そしてお寿司です。すみいか、トロ、キス、甘エビ、バイ貝、アジからです。それぞれネタも素敵ですが、もちろんシャリともぴったりです。

お寿司第一弾

そしてお酒もどんどんすすみます。萬歳楽 菊のしずく。おちょこもそれぞれ素敵です。

萬歳楽 菊のしずく

ここでひいらぎや一行は大きなミスを犯します。先ほどのお寿司でお任せコースが終わりかと勘違いしたのです。そしてすかさず欲しいものを注文…。したのですが、おわっていなかったので最終的にすごい分量になってしまいました(笑)

注文した後に店員さんに、お任せコースと先ほど追加頂いたネタでかぶっている分はどうしましょうと聞かれはっとしたわけです(笑)

もちろんそれぞれかぶったものはまとめてもらって食べ続けます。

次に出てきたのが、ヅケとカワハギといくら…(写真撮り忘れたようです…)。

こちらは穴子(塩)と鮑。焼穴子にはゆずの香りがふんわりと漂いそしてふっかふか。これはもう絶品です。そして、鮑もとっても厚くてぷりっぷりなのですがすっと歯が通ります。アジももちろん言うまでもありません。

あなごとあわび

追加をしたものを含めて、ついに最後のお寿司。白エビ、鰤、煮ハマグリです。おなかいっぱいなのですが、香りと味ともに最高なのでペロリですね…。

しろえび、鰤、煮ハマグリ

そして最後に菊姫の先一杯(まずいっぱい)です。ほんとは最初に飲むべきだよなと思いつつも最後すっきりしてよかったです。

菊姫先一杯

今日の味噌汁は白子のすり流しでした。どんだけ贅沢なんだと思いつつ、すすっといただきました。通風が怖いですね。幸せですけど…。

白子のすり流し汁

最後だと思っていたのですが本当に最後のお寿司としてウニがやってきました。もう言うこと無いです。お塩がかかっているのですが、この塩がウニの甘みを引き立てます。

うに

最後にデザート代わり(?)の自家製からすみ。これも本当に爽やかな香りでこれまで食べたからすみで随一でした。

自家製カラスミ

こんなに贅沢していいのか?というくらいの幸せさで、帰りの車にのったのでした。あー本当に幸せでした。福も喜ぶくらいなので、ひいらぎやくらい喜ばせるのは簡単ですね…。

ちなみにコスパは最高です。これだけたべてもびっくりする価格…。

店舗情報

店舗名つるぎ福喜寿司
住所石川県白山市道法寺町イ35-1
電話番号076-273-1737
営業時間11:30~14:00
17:00~22:00(L.O 21:30)
定休日月曜日
寿司
最新情報をチェックしよう!