イル・ケェッチァーノ イオンモール白山店。ピアットウニコ。口内調理を楽しめるワンプレートランチを頂く。

ちょっと用事があってイオンモール白山へ。午前中にいったので混雑する前に噂のグランシェフズキッチンの一角をなすイル・ケェッチャーノにお邪魔しました。ここは山形の名店アル・ケッチャーノの奥田政行シェフのお店です。今回は口内調理を楽しめるピアットウニコランチを頂いてきました。

ピアットウニコと口内調理

ピアットウニコというのはイタリアンでワンプレートのメニューのことだそう。基本的にはメイン料理とパスタが一皿にのったものだそう。

イル・ケェッチャーノではパスタを含む3品が載ったプレートでそれぞれを混ぜ合わせて味を変える口内調理を楽しむことができます。

3品をそのまま頂いて3種類。そして2種類ずつを合わせて3種類、そして3種類をまとめて頂く1種類で合計7回楽しめるというお得感です。

実際のメニューは

まずは店頭の看板です。ピアットウニコランチ推しですね。口内調理をお勧めしてます。「選べる」ピアットウニコとありますが、その日の食材によってメニューが変わるようです。

この日のメニューがこちら。クリックして拡大してもらえればと思いますが。2種類のピアットウニコが選べます。

メインが鱈のムニエルかさくらんぼ鶏の塩麹マリネです。それぞれに合わせた口内調理になるので、他の2品も全く違う献立になっていますね。目移りしてしまいそうです。そして、1500円追加でお支払いすると米沢牛が選べます。

ここ石川県ともともとのお店がある山形県を意識したメニューでなんだかうれしくなります。

そしてメニューの前に置いてありましたがテーブルセットがとても爽やかで綺麗で気持ちいいですね。この青色に癒やされながら前菜を待ちます。

注文してすぐに出てきました前菜のバーニャカウダです。メニューにもありましたが「JIMONO野菜のバーニャカウダ」と銘打たれていてすべて石川県の野菜だそうです。そしてこうおいてあるとソースが足りなさそうですがもともとの野菜のお味がしっかりしていることもあってか、十分すぎるほどの量でした。

ソースはいしるとカリフラワーだそう。これも石川県の意識したものですね。いしるというと少し塩味がとがっているイメージもあるのですがこれはとってもまろやかでした。

本日のお野菜はこちら。12種類の野菜がすべて先ほどのバーニャカウダにはいっていたそうです。がんばってみていましたがセロリを見つけられませんでした（笑）

あとでスタッフさんに聞いたらセロリの茎を長方形に切っていれているということでセロリと認識せずに食べたかも知れません（笑）

バーニャカウダが出てきたあとにはフォカッチャ。オリーブ入りです。これがバーニャカウダと一緒にでてきたのは、先ほどのいしるとカリフラワーのソースをつけてということのようです。そのままでもおいしいフォカッチャでしたが、ソースをつけての味変もよかったです。

そしてこちらがひいらぎやが注文したもの。

• 鱈のムニエル
• 牡蠣と浅葱のペペロンチーノ
• 鱈のクリームスープ

の3品です。7種類のお味を確り楽しめました。それぞれ単品でもとてもおいしかったのですが、確かに混ぜることでまた違うお味がたのしめました。しかももちろんですがそれぞれおいしい！

地味に入っていたクリームスープの海苔がまた良い味と食感を出していました。

そして食後のドルチェとドリンクです。

パウンドケーキとココナッツのシャーベット。ソースはベリーです。ドリンクは「あるけっ茶」。アル・ケェッチャーノオリジナルのお茶だそう。プーアル茶ベースのようです。

ドルチェのアップです（笑）

ひいらぎやは甘い物は苦手なのですがこれそう甘くなく口の中をリセットしてくれるようで幸せになれました。両方とも柑橘系の香りがついていてよいですね。

あるけっ茶はとてもソリッドな口当たりで、プーアル茶というとすこしカビにも近いような香りがあるようなイメージもあるのですがこれはそういった匂いはなくすっきりした香りで楽しめました。

ワンプレートにすることで時間が無いランチでもいろいろな種類の御料理が楽しめますし、食事の後ドルチェをたのしみながらおしゃべりに花を咲かせるのもアリですね。とても素敵なお店でした。

それにスタッフさんがとっても素敵でした。料理についてちょっと質問させていただいてもとても丁寧に教えて頂きました。そういう意味でもとてもお勧めのお店です。

店舗情報