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audiobook.jpで聴いた本。13冊目。人のことを気にしすぎずそして自分でしっかりと目標を作っていきていくのが大事。【フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか】 堀内都喜子著

本著は大学生時代にフィンランドの大学に通い、卒業後フィンランド企業、そしてフィンランド大使館での経験をもつ著者が幸福度が高いフィンランドの人々の考え方や生活について説明している本です。著者も言っているとおり、フィンランドと日本の素地が違うのでそのままその考え方ややり方を日本に持ってくることは難しいけれど、でも、参考になるところはあるだろうというのはその通りだと思います。何事もよくして行くにはまずは可能性として他のやり方を知ることが大事ですよね。

【audiobook.jp】 フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 著者 堀内都喜子

本書はaudiobook.jpで提供されていたのをひいらぎやが「聴いた」感想です。要約はいろいろなサイトにありますし、個人的な意見がでるところではないので、ひいらぎやはできるだけ自分が感じたことを書くようにしています。audiobook.jpの紹介はこちらのエントリをご覧下さい。

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フィンランドの人の考え方

この本で説明されているフィンランドでは、

  • 人が仕事をしていても自分の仕事が終わればさっさと帰る
  • 家族との時間を大事にする
  • 余暇として自然とふれあうようなレジャーを楽しむ
  • 交流会は必ずしも夜の会ではない
  • well-beingをもとめる
  • 自身の出自が社会的地位に結びつかない
  • 上司が年下でも自分がやりたいことが出来れば良い

といったあたりが紹介されています。

考え方としてはすでに目新しいものではなさそうだが、それをどうやって実現しているかが大事

日本人の著書が書く日本人向けの本なのでどうしても日本と比較してという書き方になっています。ただ聴いていて、確かに日本ではまだまだ出来ていないこともあるけれど考え方としては「そうだよねー」と思うよねという気持ちでした。ただ、それをどうやって実現しているのかが問題です。そここそが本書から学べる大きな点なのではないでしょうか。

先ほど書いたひいらぎやが記憶している(笑)ポイントからみると、フィンランドの方々は仕事中心ではなく、well-beingに生活をするということ目的になっていそうです。well-beingは健やかで安心していることですが、仕事をしている中でのwell-beingもそうですし、日常生活の中でもそうです、自分が身を置いているすべての場においてwell-beginであることが良い事という価値眼があるのだろうと感じました。

日本人は自分にとってのwell-beingを定義できていないのでは

さて、一方日本人はというところですが、自分がどうありたいかを定義するのがみんな下手くそなのではないかなと感じています。

もちろん最近は年功序列で終身雇用というモデルがいい意味で崩れてきており、副業が認められたり、e-sportsやそれこそブログやアフィリエイトといった過去には想像できなかった働き方をしている人がたくさん出てきました。こういった人は自分がどうありたいか、どうあったら安心して生きられるか、要するにwell-beingな状態に持って行けるかを考えてその上であがいたのだと思います。

ひいらぎやの両親も自身の生活の中心は仕事だと名言をしていましたが、仕事とプライベートのバランスも変化しているのだと思っています。このバランスが変わることで、よりプライベートを重視するような社会になっていくと、フィンランドの社会に近づいていくのかもしれません。

仕事をすることが第一ではなくて、家庭のことを大事にする。そうすると、仕事を明確に切り上げる時間を先に決めてからお仕事をし、それに見合ったお給料を頂く。そして、このような考え方では必ずしも「仕事をした時間」や「職場にいた時間」で評価されるのではなく、やったことに対する報酬で給料が支払われることになり、時間や場所にとらわれない仕事の仕方になっていく…。って、このお仕事の仕方はまさに今起きているライフワークバランスの考え方ですよね。

どちらにせよ自分がやりたいことを決める。

上に書いたとおり、ひいらぎやもそうなのですが、どうあったら自分が幸せであれるかを定義できず、そして今ある時流の中に単純に身を置いてしまっているというのが多くの人なのではないでしょうか。もちろん仕事を決めるときは自分で選んでいたのですが、その後転職するという選択肢が日本人には長い間なさ過ぎて、転職がとてもハードルが高いと感じています。

ひいらぎやが身を置いているIT業界などはキャリアを転々とすることがデメリットではなくて、転職する毎に給料があがり、そもそもヘッドハントされることが評価されるということになるといわれたのは最近の話ではないですが、それでもやはり一部の方を除いて同じ企業にずっといると言うことが多いです。逆に変わる人はぽんぽんかわっていますが…。

今いる場所に満足しているのであれば良いですが、そうでないのであれば、何を本当はやりたかったんだっけと考えてそして行動するとよりよい世界が見えてくるかもしれません。

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