モニタリング

サーバーが滅茶苦茶重い。何が起きているのかわからないのでとりあえずmackerelの監視サービスを導入した。

ひいらぎやのこのサイト https://www.hiiragiya.net/ はさくらのクラウド上にCentOSを動かしてメールサーバとWebサーバを運用しています。

このあたりに少し詳細があります。

で、最近、めっちゃ遅いんですよ。クリックしてからのレスポンスが先週くらいから急にすごく時間がかかるようになってしまいました。記事の数はまだ65程度で全然たいしたことが無いはず、そしてたまにWebサーバのプログラムnginxがメモリを食べ過ぎでKernelに落とされていたりしました。

そんなにアクセスもないこの時点でこれだとちょっと話にならないので、まずはいろいろと調べてみることにしました。

とりあえず、ちょっとだけお仕事でも触ったことがある mackerel に登録しました。有料のサービスですが14日間だけフリーでちゃんとした機能を使えます。まずはこの期間で様子を見ようというつもりです。

登録は簡単。申し込み自体はメールアドレスを入れるくらいです。その後の監視対象のサーバを追加するのも簡単。

最初はスタートガイドを使ってこんな感じで自分が使っているOSを入力。左上にトライアル終了まで13日とあります。それまでにうまく原因を見つけられるかどうか…。

mackerel OS選択

そして、CentOS / RedHat を選ぶとサーバの上で入力すべきコマンドを表示してくれます。これを実行するとmackerelのサーバから必要なソフトをダウンロードしてインストールしてくれます。黒字で消したところはひいらぎやであるということを認識してくれるキーです。とりあえずコピペして監視対象のサーバで実行します。

CentOS/Red Hatの場合の設定方法

実行してこうなればOK。普通は大丈夫だと思います。

コマンド実行画面

無事Complete!(完了)といわれ、Done! Welcome to Mackerel!といってもらっています。これが終わるとサーバに1分ごとに自分のサーバのデータが送られます。

その後の設定についてもスタートガイドで案内してくれます。

こんな感じですね。今回は1台のサーバー(ホスト)だけ見たかったので、ここまでやればとりあえず。ここで左にあるHostsをクリックすれば情報が見られます。

スタートガイド

mackerel の有料サービスの一つに外形監視というのがあります。これ自体は一般用語ですが、別のサーバからWebに接続できるかどうかなんかを確認してくれるサービスです。このサービスではレスポンスにX秒以上かかったらメールを飛ばすなんて言う設定もできるので柊屋は3秒かかったら警告、5秒かかったらエラーとしてメールを飛ばすようにしました。あくまで個人がいつ問題が発生したかを確認するためです。

その結果…。

メールが来ていました。夜中の5時周辺…。もちろんひいらぎやは寝ていました。でその時のグラフがこんな感じ。

システムメトリック

load averageとCPUの利用率が跳ね上がっています。ただ短時間で終わったようで継続的に負荷が上がっている状況ではありません。load averageも2ちょっとという感じなのでそこまでではないですが、CPUは100%、メモリも搭載している2Gを使い切っています。

だめじゃん…。ということで、とりあえず、メモリを4Gに増強してみました。これでちょっと様子を見る感じですが、今のところCPUやメモリ、ディスクの負荷がなくてもおっそいんですよね。ただしメモリは3G程度を使っているようですので常時Swap outは起こっていたんでしょう。まぁ常に75%位使っているというのはちょっとでも負荷があがると死ぬのでこれは必要だった気はしています。

さてさて、遅いのはクライアント側、ひいらぎやのおうちのネットワークが貧弱という話もあるので、ちょっと今度どこか別の環境からも試してみようと思います…。

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